外構工事

アプローチの種類と相場

アプローチの種類

皆さまこんにちは

管理人の中居(@exterior_nakai)です

今日の内容はアプローチの種類と相場です。

従来アプローチとは門柱から玄関までの道のりのことを言います。しかし道路から門柱までも同じようにデザインして両方をアプローチと呼ぶこともあります。主に人が歩く場所を駐車場と区別するために設置するものです。

駐車場を全て土間コンクリートにしてアプローチを設置しない場合もありますが予算に少し余裕があるならオープン外構、クローズ外構にかかわらず、設置した方が見た目の問題や土や泥の住宅内への持ち込みを抑える意味でもいいでしょう。

アプローチは、角度や形、植栽やライトの配置、または門扉を設置するなら門扉のデザインなど様々な要素を組み合わせて作ります。真っ先に目が行くので家の顔とも言われます。

また、クローズ外構の場合は防犯性にも大きく関わってきます。

ちなみに参考程度に価格はコンクリート以外の平面のシンプルなものだと20万円台から段差や複雑になってくると50万円を超えてくる場合もあります。

Contents

アプローチの種類

石張り

方形張り  乱張り

石の張り方は有名なのもので方形張りと乱張りがあります。

方形張りと前者の写真のように規則正しく並べて見た目は、整えられたスマートな印象を持ちます。

乱張りとは、後者の写真のように石材などを張るときにその自然形を生かした不定形な石の張り方のことを言います。

張り方は好みによるものが大きいですが、コスト面では石を設置する費用で方形張りは2万円くらいで乱張りは2万円を大きく超えてくる場合もあります。

 

レンガ

レンガ

レンガはアプローチでよく使用される素材です。

土間コンリート、土アプローチの部分の見切りとして一列レンガで囲って使用する場合もあります。

特徴としまして大きさや色は様々ですが、総じて高級感があり、洋風のデザインを好きならおすすめの一品です。

なお価格は業者に設置を依頼すると地域やレンガの質にもよりますが、見切り1メートルあたり数千円くらいかかります。

アプローチ全体に使用するなら下地コンクリートや土の整地など合計1㎡あたり1万円以上は必要になってきます

タイル

タイルアプローチ

タイルは玄関で使用している厚さ数mmのタイルからエクステリア用の数㎝のタイルがあります。

特徴としましてタイルは硬く焼いているものが多く吸水性が低く、汚れにくい点が挙げられます。

汚れにくいのでメンテナンスも楽です。

なおタイルは雨が降ると滑りやすくなるので、水勾配が大きくある場所では表面がよりざらざらのタイルを採用することが望ましいです

よく玄関に使用している数ミリのタイルをアプローチに採用しているお家を見かけますが、車が乗り入れる場所だと、下地のコンクリートが十分にされていないとタイルが破損する恐れもありますので、こういった場所ではなるべく厚さのあるタイルを採用することが望ましいです。

なお価格はこれも材料により大きく違いますが下地や土の整地など工事費用込みで1万円以上は必要になってきます。レンガよりは若干高くなる傾向があります

土間コンクリート

コストを抑えるためにアプローチも土間コンクリートを打つ場合もあります。

その際は

アプローチと土間コンクリートを区別したい場合は目地のピッチを周りの土間コンクリートと変えたりライトを入れたりすることによりアプローチと認識することができます。

土間コンクリート自体は1㎡あたり5〜6千円くらいからですが、土の整地、撤去等で8千円くらいは必要になってきます。

洗い出し

洗い出しアプローチ

洗い出しとは、コンクリートが固まる前に表面を水で洗い流し、表面に数ミリくらいの砂利を露出させてざらついた仕上がりに見せるものです。

きれいに仕上げるた左官職人の技術を必要となってきます。

通常の土間コンクリートよりも汚れが付きにくく滑ることもありません。

なおエクステリア商品にも特殊なノリで接着させて設置する洗い出しもありますが、車の乗る場所では破損の恐れもあるので注意が必要です。

価格は土間コンクリートよりも少し高めとなります。

インターロッキング

インターロッキング

インターロッキングもコンクリートの一種ですが、デザイン性に優れており、滑りにくいという良さを持っています。見た目上はレンガと似ていますが、上面1面だけ加工されている場合が多いです。

価格もレンガよりは少しだけ安価なものが多いです。

玉砂利

玉砂利 玉砂利

形がきれいで石の種類や色も様々で「化粧砂利」と呼ばれる場合もあります。

なお数センチくらい薄い場合は下から雑草が生えてるくることもあるので砂利の下に防草シートを敷くことで雑草を抑えることもできます。

砂利は歩くと音が鳴るため、防犯対策として使用することもできます。

玉砂利は普段常に歩く場所だと歩きにくい場合もあるので、間に石や平板で歩くスペースを確保するか、もう一つ玄関までの動線があると便利です。

価格は下の整地具合や防草シートの可否により変わりますが土間コンクリートくらいは必要になってきます。

枕木

枕木

線路になどに使われる枕木は玄関アプローチにも使用することもできます。コストも比較的安価で、植栽やライトアップとの相性も良く、DIYでの人気があります。

またエクステリア商品に枕木に似せたものもあり、こちらを使用することで耐久もアップさせることができます。

 

まとめ

アプローチの素材はその他にも様々ありますが代表的なものを上げました。

価格の面もありますがアプローチはデザインなど好みの部分が大きいので、自分の気にいる素材デザインを是非見つけましょう。

なお今回あげた素材のうち枕木材や玉砂利は簡単に自分でDIYできるので可能なら自分で入れることに挑戦してみましょう。

ABOUT ME
中居
管理人の中居です。会社は創業40年私自身はエクステリア、外構業界13年目に突入した現役のエクステリアのプロです。 営業、現場、事務作業全てこなしているからこそのプロ目線でお客様にとって有益な情報を配信していきます。

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