外構工事

ウッドデッキのお悩み相談、メリット、デメリット

皆さまこんにちは

管理人の中居(@exterior_nakai)です

人工木のウッドデッキを設置しようとしているあなた。

まずはデッキのメリット、デメリットをみてからよーく検討しましょう

何十万もする買い物設置してから後悔しても遅いですよね。

私のところに相談に来るお客様にこういった悩みがあります

雨の後に水がたまるのですけどどうにかなりませんか?
デッキの上が暑いんですけどなんとかなりませんか?
デッキを張る方向が思ってた方向と違ったんですけど。

では一つ一つ検証していきましょうか。

Contents

デッキの上に雨の後、水がたまる

これは人工木のデッキを設置している人から相談をよく受けます。

天然木は水分が木自体に染み込んでいくので雨の後時間が経つと乾いてくれます。一方人工木のデッキは水分をあまり染み込ませないような材質を使っているので雨の後半日経っても水分が残っている場合もあります。そして人工木もより凸凹しているデザインの方が雨水が残る可能性が高くなっています。

対策としましてはテラスやオーニングなど屋根をつけて雨の対策をするのが一番の策だと考えられます。

デッキの上が熱い

これはネットなのでもよく言われていることですよね。

実際の温度は真夏の昼間には50度を超えると言われています。50度は素足で歩けないですよね。ちなみに舗装の上の方がもっと温度が高いですけど舗装の上は絶対靴を履いてますよね。

でもそもそも素足で歩かないんじゃない?

いえいえ、私もこの仕事をするまではわざわざそんなバカはいない!そう思ってました。

実際相談を受けたお宅に訪問するとウッドデッキの周りは真砂土などの土の場合が多いです。

真砂土は月日と共に硬くはなりますが雨の後や多少は靴やサンダルの下につくもの、もしワンちゃんがいるようならせっかく硬くなった土を耕したりします。靴のまま上がるとデッキには土の足形がつきます。それ避けるために靴を脱いで上がってるそうなのです。

それに小さいお子様のいる家庭だと裸足でリビングからデッキに飛び出すことも多々あるそうです。

ではどれくらい温度が上がるのか見てみましょう

エクスショップのブログ担当の方が手間暇かけて測っています。

下に引用します

ウッドデッキ表面温度推移表。裸足で歩けるウッドデッキは?

ウッドデッキ表面温度推移表。裸足で歩けるウッドデッキは?

エクスショップ 真夏にウッドデッキを素足で歩けますか?(表面温度の計測報告)

50度を超えると裸足にはちょっときついですよね。

熱さで選ぶなら天然木という選択もあるかもしれませんが天然なのでささくれなどが心配ですね。それに耐久性は人工木の方が倍以上と言われているので、人工木で熱さ対策をするべきかと私は思います。これも屋根をつけての日除がいいかと思います。

また、マットを引くという対策をとることもできます。しかし真夏の昼間の時間限定の悩みなので、必要以上には気にしなくてもよいかと思います。

ガンガンに暑い時期にデッキの上で寝転んだりは普通しないですから。一番の対策は靴下を履きましょう。

デッキの張る方向

デッキの張り方には基本縦張り、横張りの2種類あります。

デッキの張り方に種類があることすら知らないお客様もいます。そういうお客様が後に他の家と比べて相談をしてくる場合が稀にあります。

ちなみに縦張りは家の出窓と垂直方向に板を張ります。横張りは出窓と水平方向に張っていきます。

張り方にはメリット、デメリットは特にないでしょう。

家のフローリングと一体感を出したいならフローリングと同じ向きに張ることを勧めます。窓を全開にすると部屋がとても広く感じることができます。

逆にデッキはデッキと区別したいならフローリングと垂直方向に張りましょう。

意外にこの張り方はそんなに気にならないのですが、ほんとごくたま〜に張り方が違う張り方がよかったと相談を受けることもあります。

これは張ってしまってからでは遅いんです。張り方に希望があるなら前もって十分に検討しましょう。

もしやり変えるとなると基礎からやり変えないといけないのです。これは床板を支える大引の向きが縦張りと横張りでは90度違うからなんです。。

では以上のことを踏まえてメリットデメリットをまとめます

メリット

リラックス空間の確保

ウッドデッキをつける一番の理由はこれになります。

デッキの上に机やイスをおいて朝からコーヒーを飲むのもいいでしょう。

またお休みの日には家族団らんをデッキの上で過ごすのもいいでしょう。

プールを置いたり横でバーベキューをしたりちょっとしたアウトドアに行った気分を味わえるでしょう。

洗濯物の干す場所の確保

ウッドデッキとテラスをセットにしてこういった理由でつける人もいます。

リビングから外に靴を履いたり脱いだりせずに洗濯物を干せます。

これはよく工事後にお話を伺うとこの理由で設置した多くの人は想像以上に納得の買い物だったと回答をいただいております。

テラスの下は多少ですが真夏の床の温度がましになります。これはまさに鬼に金棒ですよね。もしテラスとウッドデッキを別々の場所につけようと考えている人は同じ場所に絶対付けるべきです!

デメリット

最初のお悩みのふたつ(雨水と床の熱さ)ですよね。

それともう一つ大きなデメリットが・・・

これは外構業を営んでる私が言うのもおかしいですが、初めは物珍しさにウッドデッキの上でリラックスしたりして活用していますが、5年も10年もしたら飽きて全く活用しなくなることが多いです。10年以上経った家を尋ねると物置と化しているウッドデッキも良く見かけます。

ウッドデッキは安いのでも工事費込みで20万弱はかかります。価格に見合う価値があるかどうか再度検討してはいかがでしょうか

 

ABOUT ME
中居
管理人の中居です。会社は創業40年私自身はエクステリア、外構業界13年目に突入した現役のエクステリアのプロです。 営業、現場、事務作業全てこなしているからこそのプロ目線でお客様にとって有益な情報を配信していきます。

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