外構工事

ウッドデッキの設置のポイントは基礎石!デッキの下側は砂利を敷きましょう

皆さまこんにちは

管理人の中居(@exterior_nakai)です

今日はウッドデッキの基礎についてです。

まずウッドデッキには天然木と人工木がありますが耐久性、設置のしやすさなどから9割くらいのひとが人工木のデッキを設置します。なので人工木のウッドデッキについての話を中心にしていきます。

よくウッドデッキを見積もりする時に以下のような質問を受けます

ウッドデッキの基礎石って必要なんですか?
もっと安くできないのですか?
下は土のままでもいいですか?

ちなみにデッキの時に使用する基礎石は束石とも言います

デッキの大きさにもよりますが数万円はする品物、もし不必要なら省きたいですよね。

答えは・・・

絶対必要です!

新築の家を建てた時に基礎をするということを知らない人はまずいないと思います。

ウッドデッキもそれと一緒なのです。ただ大きさなど規模が小さいというだけで。

ウッドデッキの柱の下は土のままでは月日とともに傾いてきます。当然ですよね。下が柔らかいと設置したては大丈夫でもお子様が走り回ったり大人が毎日毎日乗っていると下がってくるもの。

デッキの基礎は基礎石を使用するか土間コンクリートを打ってその上に柱を立てるかしかありません。

そしてデッキの重要性や施工の難易度からデッキ本体よりも基礎のほうが大事で難しいです。

最近ではデッキはDIYで自分で設置する人もいてますが下の基礎が真っ直ぐかどうかで上のデッキがどれだけ簡単に組めるかがわかると思います。デッキ自体はインパクトドライバー一つで組めることも多いです。

それでは今日のポイントは

基礎は基礎石か土間コンクリートどちらを使用すべきか
基礎石の場合はデッキの下は土のままでいいのか

の2点ですね。

説明の順序が逆になりますけど先にデッキの下は土のままでいいのかを解説します

Contents

デッキの下は土のままでいいのか

結論はこれもダメです。というのもデッキは床板と床板の間は数ミリ〜1センチくらい開けて設置します。土のままだと下からジメジメした湿気やコケが生えてきたり、その隙間から日光が入り雑草の原因となります。

ではデッキの下はどうしたらいいのか

防草シート+砂利

防草シートを敷いて砕石といった石や小さめの砂利を敷くことを一番にお勧めしています。業者に頼む場合は予算は10㎡あたり約3万円くらいは見ておいた方が良いでしょう。

土間コンクリート

土間コンクリートを打つと雑草はほぼ100%生えてきません。見えない部分なのでメッシュ筋は不要、厚さも10センチなくても大丈夫です。

予算は10㎡あたり5〜6万円は見ておいた方が良いでしょう。

基礎は基礎石?土間コンクリート?

まず基礎石はホームセンターなどに10センチ角の大きさのものが売っています。ただ下の土が柔らかい場所だとできれば15センチ角の大きさは必要と考えた方が良いでしょう。

費用はコンクリートよりも基礎石を使用した方が若干安くなります。10㎡の大きさのデッキで3万円位は必要になってきます。

ん?ちょっと待ってください。これだと土間コンクリートをしてその上にデッキを設置したほうが見た目も予算的にも良いではないですか?

そうとも限らないんです。

では土間コンクリートを見ていきましょうか

価格は先ほどの10㎡あたり5万円します。ただ土間コンクリート自体水勾配をつけたりするので基礎石みたいに水平にはならないのです。柱の長さを一つ一つ測って切断しないといけなくなりデッキの設置費用が少し割高になります。

そしてもう一つ人工木のデッキは床板が夏場はとても暑くなります。とても素足で長時間乗ることが出来ないくらいです。デッキの床板の隙間は僅かではありますが下が土間コンクリートだと下からの熱気も上がり一層暑く感じることとなります。

ということで

人工のウッドデッキの基礎は基礎石を使用するべき、またデッキの下は防草シートと砂利を敷くのが私の一番のおすすめです。

基礎石の価格なのですが基礎石の費用プラス基礎石を置くためのセメント、砂、設置費用がかかりますので1個あたり1000円〜1500円はかかってきます。

もし一般的な大きさのデッキの基礎石費用に合計10万近くもかかるなら、違う業者に相見積もり等を依頼した方が良いでしょう

ちなみに余談ですが天然木の解説も少ししますね。

天然木のデッキを設置する場合ですが、より一層、基礎石と防草シートと砂利をおすすめします。

理由は

天然木の場合大抵、デッキの足の柱も木を使用する場合が多いです。土間コンクリートの上に直接、木を設置すると基礎石の時より水に触れている時間が長くなり、より腐敗が進むと考えられるからです。

価格も最近ではネットでLIXIL、三協アルミ、YKKAPさんなどの大手メーカーのものも格安で販売されていたりします、工事費用の安い業者を探せば、天然木と同等の価格になる場合もあります。

こういった理由から天然木よりも人工木が遥かに選ばれることになってます。

デッキは基礎の工事費用を合わせると何十万とする品物、デッキの見栄えはもちろんデッキ下の基礎など見えない部分にも気を配り快適に使用できるようにしたいですよね。

ABOUT ME
中居
管理人の中居です。会社は創業40年私自身はエクステリア、外構業界13年目に突入した現役のエクステリアのプロです。 営業、現場、事務作業全てこなしているからこそのプロ目線でお客様にとって有益な情報を配信していきます。

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